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知識はワインの味わいを何となく増してくれる 『基礎ワイン教本』感想

聖書なんかにも出てくるぐらい、欧米では親しまれているワイン。もちろん日本人も飲むんだけど、自分としては学生時代に初めて飲んで以来、どこか取っつきにくさみたいなものを感じていた気がする。

個人的にはフレンチやイタリアンは大好物だし、そういう食事にはワインが一番よく合うとも理解している。ただ、ワインって本当に小難しいっていうか、種類もめちゃくちゃに多いし、謎の横文字がつきまとうし、マナー的なものもややこしくて、好きなんだけどどこか遠い存在だと感じていた。
…そう、この本に出会うまでは。

この本はそんなワインへの取っつきにくさを消し去ってくれる。ワインの歴史や製法、地域ごとの特色、等級、味わい方、などなど、淡々とした文体で初心者向けに過不足なく教えてくれる(あとなぜかビールやウイスキーなど、ワイン以外のお酒の説明もある)。

面白いと思ったのは、土壌や気候、ブドウの品種や樽の種類など、無数の要因が味に影響してるということ。ワインを飲みながら、この液体が自分の口まで届けられるまでの壮大な背景に思いを馳せることができるのって、なんかロマンじゃないですか?
別にワインの味が変わるわけじゃないけどね。

基礎ワイン教本―ワインのABCからビール、スピリッツ、リキュールまで

基礎ワイン教本―ワインのABCからビール、スピリッツ、リキュールまで

●類書

図解 ワイン一年生 (SANCTUARY BOOKS)

図解 ワイン一年生 (SANCTUARY BOOKS)

こちらの方がワインを味わうことに重点が置かれていて、実践的。またイラストとかがふんだんに使われてて読みやすい。